Android12に対応したNoxPlayerのβ版が配信開始

NoxPlayerは、最先端OS、Android12が搭載されるエミュレーターのβ版を2023年4月26日に全世界向けにリリースした。

Androidエミュレーターとは、パソコン上に仮想のAndroid OSをインストールし、パソコンでAndroidアプリを使用できるソフトである。今回のAndroid 12へのアップデートにより、パフォーマンスと運行スピードが大幅に向上され、プレーヤーに最高のゲーム体験を提供できる。以下はAndroid 12版のバージョンアップポイントを紹介。

パフォーマンス面の最適化

一部のPC環境において、負荷の大きいゲームを実行する場合、CPU使用率が急に激増してしまい、クラッシュしてしまうケースもあるが、Android12バージョンではこれらの問題に対する最適化が行われた。これにより、CPU使用率やメモリ占用量が大幅に軽減され、安定性が高く、複数ゲームの同時プレイも快適に楽しめる。

利用できる新機能

Android12バージョンでは高解像度のスマホ画面をPC画面に拡張する「高解像度画面適応機能」が追加され、アプリ実行中に解像度不足で画面が切れたりする問題を回避できる。また、1つの画面でアプリの複数実行、ゲームリソースのバックグラウンドロードなどにも対応し、プレイヤーにより便利な操作環境を提供。

アプリとの互換性がさらに向上

性能向上と機能拡張のほか、NoxPlayerのAndroid12バージョンはゲームとの互換性も大幅に改善された。Android OSがAndroid 12に引き上がることにより、対応できるアプリがさらに増加し、以前Android9バージョンでは対応していなかったアプリも起動できるようになった。NoxPlayerは、現在配信中のほとんどのモバイルゲームに対応できる。

なお、今回は人気ゲーム仕様のAndroid12特別バージョンもリリース予定です。イベントページに入って好きなゲームを応援しよう！

特別版は性能が向上しただけではなく、NoxPlayerアイコン、インストール画面、読み込み画面、NoxPlayerホーム画面などデザインもゲーム仕様になっている。