戦略RPG『ドールズフロントライン2︰エクシリウム』、ついに登場!

 

サンボーンが開発し、Haoplayが運営を手掛けるスマートフォン、PC向けポストアポカリプス戦略RPG『ドールズフロントライン2︰エクシリウム』(ドルフロ2)。2024年内リリース予定の本作は、銃器を擬人化した、終末的な世界観を特徴とする戦略RPG『ドールズフロントライン』(ドルフロ)の続編となるタイトルだ。

 そんな本作は、2024年9月26日~9月29日、千葉県・幕張メッセで開催中の“東京ゲームショウ2024”(TGS2024。9月26、27日はビジネスデイ)にも出展。一足先に本作の試遊が可能だ。

 本稿では、『ドルフロ2』の試遊リポートと、プロデューサーの羽中氏へのインタビューを掲載し、本作の魅力をお届けしていく。

◆あらすじ

ある勢力の終焉、ある勢力の台頭、ある勢力の消滅、ある勢力の成長……ここは、『ドルフロ』から10年後の世界。 指揮官としてのあなたはグリフィンを離れ、賞金稼ぎとして旅を始める。旅の途中で出会う戦術人形たちは、一人ひとりがユニークな背景を持ち、共に戦う仲間としてかけがえのない存在に。 物語は、一見平凡な輸送任務から幕を開け、次第に謎が深まる。 突然の奇襲や正体不明の依頼人、これらを捌きながら日に日に成長する指揮官たち…… さまざまな勢力が登場する中、新たな秩序の下で渦巻く陰謀も徐々に明らかになっていく。 「世界に撃ち刻め、貴方の輝きを――」

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バトル中のカットシーンや鑑賞機能にこだわり、3Dキャラクターたちの魅力を存分に感じてもらえるように開発

――本作の開発の経緯をお聞かせください。

羽中 『ドルフロ2』は、前作『ドルフロ』の世界観を継承し、IPとしての魅力を残しつつ、独立した新たな物語を制作したいという思いのもと、前作からコンテンツや技術面をアップグレードして開発しました。

 その中で、『ドルフロ』は2Dのキャラクターたちの美しさが描かれているのが特徴的ですが、『ドルフロ2』では3Dモデルを採用しています。あらゆる角度からキャラクターたちの麗しい姿を確認できるのが大きな特徴となっています。

――『ドルフロ2』では、どのような物語が描かれますか?

羽中 大まかなに説明しますと、物語の舞台は、前作から約10年後の世界となっています。プレイヤー(指揮官)はかつて所属していた組織から離脱し、汚染地域で賞金稼ぎとして活動しています。さまざまな勢力との物語が描かれる中で、指揮官は本来の自分を取り戻すことを目指していきます。空白の10年間で指揮官の身分が変化したことにより、前作とは異なる味わいの物語が描かれるのが魅力的かなと思います。

――本作で初めてシリーズに触れる方でも、問題なく遊べる作りになっているのでしょうか?

羽中 開発当初から、『ドルフロ2』で新しくシリーズに触れてくださるユーザーさんがたくさんいらっしゃると想定していました。そのため、前作を知らない方でも楽しめるように、10年後の未来を舞台として設定しました。ですので、シリーズを知らない方でも問題なく遊べる内容となっています。

 『ドルフロ2』をプレイする中で、きっとシリーズ全体の世界観にご興味いただけると思いますし、キャラクターたちの過去の活躍が気になる方もいらっしゃると思います。そんなときには、前作に触れていただいて、よりシリーズの世界観を深堀りし、キャラクターの成長過程などを楽しんでくださるとうれしいです。

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――『ドルフロ2』でとくに注目してほしいポイントをお聞かせください。

羽中 本作では、すべてのキャラクターを3Dモデルで制作しました。高品質なレンダリング技術を活用して、キャラクターの魅力を存分に発現できるようにこだわりました。ですので、キャラクターたちの表現や演出などにぜひ注目してほしいです。既存のプレイヤーさんにとっては、前作で好きだったキャラクターが今作で魅力がさらにパワーアップしていることを感じていただけると思います。

――バトルはタクティカルRPGとなっていますが、バトル制作にあたってとくにこだわって点があればお聞かせください。

羽中 タクティカルRPGとして手触りをよくすることはもちろん、3Dキャラクターたちの戦闘シーンにもこだわっています。没入感のあるバトルとなっていますので、ご期待いただければと思います。

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――バトルのほか、本作に登場する遊びの中で、注目してほしい点はありますか?

羽中 やはり、キャラクターたちに注目してほしいです。ゲームの中には整備室や休憩室といったコンテンツがありまして、整備室ではキャラクターたちを全方位から眺めることができます。休憩室では、キャラクターたちがリラックスしている姿を鑑賞できます。キャラクターを眺める機能もしっかりと作り込んでいますので、ぜひお気に入りのキャラクターの魅力を存分に味わっていただきたいです。

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羽中氏が開発中の端末で見せてくれた整備室の様子。

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実装予定のスキンを切り替えて、細部までチェックできるようだ。

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こちらは休憩室の光景。――現在の開発状況についてもお聞かせください。

羽中 すでにアナウンスしている通り、日本を含めたグローバルでのリリースは、2024年内を目標としています。開発一同、全力で準備していますので、ぜひご期待ください。

――最後に、本作を楽しみにしている日本のファンへメッセージをお願いします。

羽中 いつも、『ドルフロ』シリーズを応援していただき、誠にありがとうございます。本作を通じて、新規のお客様はもちろん、シリーズのファンの方々にも新鮮な体験を楽しんでいただくべく、鋭意開発しております。リリースされましたら、ぜひ遊んでくださるとうれしいです。

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試遊レビュー:戦略性のあるバトルをカジュアルに楽しめるのが魅力

 試遊では、ノーマル難易度のステージ1~6、ハード難易度のステージ7からひとつを選んで体験できた。バトルではまず、戦うキャラクター(戦術人形)を選ぶ。人形たちにはアサルトライフルやショットガン、サブマシンガン、スナイパーライフル、近接攻撃など、それぞれで武装が設定されており、それにより攻撃範囲が異なっている。

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 その後の流れとしては、人形たちを移動させ、通常攻撃もしくはスキルを発動して戦っていくというシンプルな内容。通常のタクティカルRPGと異なると感じたのは、ステージ内には点在する防護壁の存在。これを活用して身を隠しつつ行動していくことで、敵からのダメージを軽減させることができるようだ。

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 バトルでは、オートバトルや倍速機能などの便利機能が登場。これらの機能を活用することで、戦力が整っている場合にはスピーディーかつ快適に進められるのがうれしい。そのほか、指定ターンまで巻き戻す“リプレイ”機能も搭載されているため、タクティカルRPG初心者でも安心しての遊べるのも魅力的だ。

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戦闘中には、人形たちのカットインも。美麗な彼女たちの姿がゲームプレイを盛り上げてくれる。

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ちなみに、人形たちと武器はガチャから入手可能。ひとつのガチャからどちらも排出される仕様となっている。 試遊時間が約6分と非常にコンパクトであったため、筆者が認識間違いをしている点があるかもしれない。ただ、短い時間の中でも、戦略性の高いバトルの魅力を存分に味わえたし、羽中氏がインタビュー触れていた、3Dの人形たちが活き活きと活躍する姿を目に焼き付けることができた。本作のリリースは2024年内予定となっているが、一足先にプレイしてみたい指揮官の皆さんは、28日、29日の一般公開日に足を運んでみてはいかがだろうか。

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